熊本県天草地方はえびの養殖に適した自然環境が整う場所です。日本ではじめて養畜に成功し、以降100年以上わたり培った伝統とノウハウが凝縮され、全国的にも有名な産地となりました。当社は昭和30年頃から車海老の養殖に取り組み、地元水産業を営む方々と共に協力し合い情報交換などを行ない、受け継がれてきた知識や技法を試行錯誤しより良い車海老を生産する為に努力を重ねてまいりました。
<最大級の養殖池>
天草の中でも最大級に大きい養殖池(約3.3万㎡)で大切に育てています。大きな養殖池は良い環境を保つこと(水温・水質・地質など)や尾数の管理が難しい分、のびのびとたくましい元気な車海老が育てることができます。
<栄養豊かな海水>
日本でも有数の潮の干満差が大きい早崎海域の海水を五和町御領の亀島(無人島)近くから養殖池に汲み上げています。早崎海峡は潮の流れが早く プランクトンの発生が活発で栄養が豊かな海水です。
自然豊かな天草の海でまぶしい太陽を浴びて育ったくるま海老は、身が引き締まっていて、プリッとした食感が特徴です。旨味と甘味を口いっぱいに感じることができ、 美しい姿と他種の海老を凌駕するおいしさで全国の料亭から愛される食材となりました。